バリアフリーの川遊び

多摩川癒しの会主催第12回川遊び   
「多摩川ミニ探検&リバーランチ」      by保坂 俊晴



多摩川癒しの会では、夏のイベントとして川遊びをしています。
今回は、

1、川にじかに触れてみよう
チューブやライフジャケットを使用して、直接多摩川の中に入る事を目的にしました。ゴムボートやカナディアンで川下りと違って、川の流れ、水の冷たさを直接感じることで新しい発見や体験が出来るからです。残念ながら障害のある方では直接入られた方はいませんでしたが、アウトドアー用車椅子(ランディーズ)を使い、川の中に入り足つけて多摩川を直接感じることができました。子供たちは、チューブやライフジャケットで川の流れに乗り、すばらしい笑顔を見せてくれました。多摩川に直接入って泳ぐなんて出来ない体験だと思います。

2、川の中の音を聞いてみよう
川の中に筒状のものを入れ川底の音を聞いてみました。大変不思議な音がして、聞いた音を思い思いに表現していました。普段聞いている川の音と違い面白い企画だったと思います。

3、リバーランチ!
なんたって目玉は、「鮎」しかも天然、多摩川産。なかなか食べられるものではありません。多摩川癒しの会、最大の特典でしょう。今回は84匹もの鮎がアッと云う間にみなさんの胃袋へ泳いでいきました。又、暑さに負けず焼きそばを作ってくれたのは、美女軍団すばらしい味でした。楽しくやるイベントなどでは、いつもより多く食べてしまいますね。毎日やるとカロリーオーバーになりますので注意して下さい。

以上ですが、京浜工事事務所の方を始め、スタッフは個人参加で、中川さん川の中で安全に注意して下さいました。堀さんスローロープを使っての安全講習をして下さいました。山田さん楽しんでました。その他柴崎さん、原さん、多くの方が協力して下さったこと感謝申し上げます。

最後に、水辺で遊ぶ時は、安全が守られて初めて楽しく活動できます。
ライフジャケットは、なぜ必要なか?川の中から安全を確認する役割がなぜ必要なのか?この機会に考えていただけたら、水辺の事故が少しでも減っていくことと思います。

今回直接多摩川の中に入ってみたことは、ライフジャケットを着けて流れることで、流れ、水の冷たさなどを知ることでき、万が一ボートなどから落ちた場合にどうなるのか知って頂きたかったからです。

川遊び終了後、一時的に強い雨が降り川崎側まで歩いていけた多摩川が濁流となりました。自然の凄さを感じます。



          

写真提供:(財)とうきゅう環境浄化財団 藤井 知明氏

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