1014 御岳で芋煮会!!

      by かとうまきこ

すがすがしい秋の一日。御岳で恒例の芋煮会がありました。
芋煮は、東北各地方、各家で、材料も味付けも違い、それぞれのこだわりがあるそうですが、福島県出身の友だちが腕をふるってくれる芋煮は、牛肉だけでなく豚肉も入れ、味付けは醤油ベースで隠し味に味噌が入ります。後は里芋・コンニャク・キノコ・豆腐・長ネギがどっさり。この日は、艇庫の奥で年に一回の出番を待っていた、直径90p はあるドイツ軍のヘルメットのような大鍋が大活躍します。
初めて芋煮会をした時は、さらりとした、野外料理にしては驚くほどの品のよさ、奥深い味に驚いたものでした。

増水で、会場に予定していた中州がなくなってしまい、仕方なく川を見下ろす場所での芋煮会となりましたが、半そでのTシャツに風は心地よく吹き、子ども達ははしゃぎまわり、はちきれそうなお腹をさすりながら、みんなうれしそうでした。

当日は、私たちの仲間のCC2(クローズド・デッキのカナディアン二人乗りの意味で、主に競技用です)、山崎・鈴木コンビが、合計100歳になったので、そのお祝いをメインイベントにしました。二人は国際大会の日本代表選手だったこともある、大ベテラン。今も若手に混じって、白髪頭をけたてて頑張っている現役選手です。 パイオニアとしてカヌー界を支え、社会人として、組んでよくもここまで頑張って来たね!の思いで乾杯し、「称賛状」と缶ビールでつくった重ーいメダル、花束を贈呈しました。




― 称賛状 ―

カナディアンCC2ペア  
流連カヌー同好会 山崎恭作・鈴木彰殿
貴方がたは、合計100歳になる今にちまで、互いへの信頼を以って操を守り、社会人としての責務を果たしながら、御岳に通ってよく精進され又、多くのレースに出場してその本分を尽くされました。
拠ってここに、心からこれを賞すると共に、お二人を支えてこられた御家族に尊敬の意を表します。
ともに真白髪になるまで漕ぎ抜かれんことを。
平成13年10月14日
奥多摩・御岳カヌー仲間連名




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