0214〜16 第25回友愛十字会スキー教室

        障害のある方たちとスキーに挑戦
                      by 保坂 俊晴


 私は4回目の参加になりますが、勤めている岡本福祉作業ホームの近くにある友愛十字会では、今回で25回目のスキー教室です。ということは25年も前から障害のある方たちにスキー教室を行ってきています。
 日頃生活していくだけでも困難なことが一杯ある方がスキーに挑戦しています。
 我々も始めてやった時、皆経験していると思いますが、ブーツ履いてそれだけで足が痛く、おまけに思うように行かず転んでばっか!!転べば起きないといけないのに思うよう起きれずパニック寸前になったり。
 そんなスキーにチャレンジしている人たちがいます。一人ひとり目標や楽しみ方はいろいろだけど、皆いい顔しています。その場に一緒にいれること、関われることラッキーです。
 今回は2泊3日で実施されたので、かなりの成果があったように感じています。
 一部ですが写真を掲載します。一人でも多くの方に知っていただきたいので!!
 あいにく初日、次の日と雪が降ってしまい写真少なくなってしまいました。あしからず!!

会場は、新潟県湯沢のナスパガーデンスキー場
スノーボード禁止のファミリー向けなスキー場です
 帰る日の朝、やっと晴れてくれて気持ちよく準備体操!
係りの人たちも大忙し!!

バイスキー(写真左)は、2枚の板が付いているので安定性もよく滑りやすいが、体重移動をはっきりと大きくしないと曲がりづらい。
チェアスキー(写真右)は、パラリンピックでもおなじみ。安定性は悪いが上級者になれば思いのままコントロールでき、一人でもリフトに乗れる構造になっています。
両手に持っているのは、アウトリガーです。スキーの短いのが付いているので補助として使ったり、レバーでたためるので平地を移動するときストックのようにして使います。




コーチは殆どバックボーゲンで、顔を見ながら。
初心者の方は板を押さえ斜面を滑ることになるので、
ケツ筋、裏腿筋がパンパン!!


今回2日間一緒に滑った斎藤さん
中級斜面を切れのあるターンで滑ることを目標にチャレンジしました。
思いっきりファイトを見せてくれ、楽しくすべることが出来ました。



     

                          

  保坂の右隣のコーチは、障害のある方のスキーのコーチとして草分け的な存在の人です





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