世田谷区青少年委員会主催
2003アドベンチャーin多摩川
サポート参加報告・感想特集

(030905更新)
当日のサポート参加者用の資料(PDFファイル)はこちら
このコーナーは水上安全班として参加したメンバーからの報告や気づいた事、感想などをまとめています。コメントでも結構です、是非あなたのお声をお寄せください。
 事務局メールはこちらです。多摩川・リバーシップの会




陸上総括・イカダ審査員
長野 正孝会長
今回第六回目で気付いたこと
@例年どおり、多くの感動を得た子ども達が育ちました。そして、すぐに
 バーベーキューに入り一つの遊びのスタイルができたようです。
A派手なイカダが減ったこと、みんな慣れてきたのでしょう。転覆を繰り
 返したイカダもありましたが、ゴールで懸命に最後までがんばれと応援
 する姿が印象的に残りました。
B主賓挨拶は今までは助役、今回は教育長。政治色が無くなりました。
 ぜい肉が取れてきたことでしょうか?
Cこれは前から気付いていたことですが、ライフジャケットを付け、格好はよい
 のですが、サポートの父兄は子どもが溺れたら助けに行けるのだろうか、
 消防はよい装備はしているが、いざとなったら動けるのだろうか?疑問を感じ
 ました。
D川の方だけでなく、岸辺の観客の安全も必要だと感じました。親が一生懸命
 声援している足元の水際で子どもが水遊びしている。近くに誰もスタッフがい
 ない。落ちたら?先日の調布フェスタの状況と同じでした。世田谷区がアドタ
 マの父兄にレスキュー3を受けさせることを提言すべきでないかと感じていま
 す。
 しかし、事前に配置を決めても、岸辺の状況が変わってしまうので、これは応用
 問題であり、検討すべき点であるかと思っています。
 唯、今回、全体的に川が単調で、予見できない危険はなかったと思います。
E今回の川の性状は今までとは違って特別でした。直線で深くえぐれ、河原が
 消えていました。いろいろな川を経験することはよいことでしょう。
スタート地点 リーダー
保坂 俊晴
メンバー  日体大8名、サブちゃん、保坂

今回の、サポート内容、注意点をゴール地点集合時に打ち合わせる
・ いかだが水の中に入ったときからサポート。
・ 4艇同時スタートなので、スタート地点への移動。
・ スタート準備が出来たら、注意点のインフォメーション(危険箇所、沈したらなど)
極度の緊張をとる為の声掛け、心地よい緊張に子供たちを持っていくこと。
・ 川のこと(深さ、流れなど、実際に入って体験してもらうこと)
・ 自分の安全第一!
・ その他、うにゃうにゃ!
  
1.スタート地点に行き、まず川の中に入ってもらいました。
深さ、流れ体験していただくことで、サポートがイメージできます。
学生は、始め深〜い、流れる〜う、ウッヒー、ギャ−ァ
でも楽しそう!!(これが一番)
2.スローロープでのレスキュー(実際には使うこと無いと思いますが
学生にも良い機会なのと、青少年委員会にインパクトを与えるため!)
これも、楽しく、積極的にやれました。
3.開会式終了後、円陣を組み気合の気勢をあげる
  周りの受けは良かったですよ。一気にレースモード高まる。
  (これからやるぞ!気合をいれ。これまた青少年委員会にインパクトを与えるため!)
4.実際のサポートについて
男女4名の8名だったので、仲良く男女1名づつの2名、4グループに
分かれて実施しました。
これをきっかけで、カップルが出来るかな?なんておじさんは考えました。
4艇スタートなのでグループごとで担当してもらい、スタート地点まで移動。
流れと深さを事前に体験しているので、岸に沿って注意深く移動できてました。

感想
 第一として日体大サポート、大変スムーズに行ってくれたこと感謝します。
 水の中に入りっぱなしで、後半身体が冷えてきたみたいでしたけど、頑張ってくれました。
 子供たちへの説明や声掛けとっても上手にこなしてくれていました。子供たちはスタート前で緊張し、川に入り深さを気にし、流れを気にし、心臓バクバク不安なところに声掛けをしてくれているので、心地よい緊張に変わっていくことが出来てました。
 保坂からの説明を短期間で理解し実行してくれ、感謝・感謝です。
 青少年委員会、陸から川にスムーズに協力できました。
 川の中に入れるカッコウをしてくれている方もいました。
 積極的に動けていました。
 スタートの進行もスムーズで、リズムがありやりやすかったです。
 88艇見事に管理できていました。
 野田さんからスタート前に、ゴール地点では岸側に早く寄って欲しいと伝えてくれと
 言われました。ゴール地点の流れをかなり気にしている様子でした。
 流れが岸川にあるからその方が速くいけるよ!と伝えますと答えました。
 途中で野田さんに状況確認したら、ゴール地点スムーズに行っているとニコニコしてました。又、ロープを張り替えたこと、正解だった。あれで良かったとも言ってました。

イカダについて
 3艇ほど浮力がある上、重心が高く、さらに幅が無いので、安定性が悪い物がありました。
 途中まで追いかけながら隠れ岩にいる、日体大の学生に声掛けをしました。その後に見事に沈していました。
 一艇は、スタート後に沈しそうだったので、少し離れ下で待っていたら、予想通り沈してくれました。(我ながら お み ご と !
 かなり不安定だったこと、次でラストだったので、スタート地点の学生一人そのまま付き添って流れてもらいました。

 すべて無事送りだし、
 スタート地点の片付けをして、皆で流れてきました

 途中、隠れ岩の所のマーカー回収!

反省点として
 日体大の学生の名前がわからなかった。聞けば良いのですがすぐに忘れちゃうから!
 ガムテープに名前など書いてもらって張っとけば良かった。
 せっかくだから、名前呼んだ方が良かったですね。失敗しました。
 スタート地点AからC地点の間で、艇をだしておくか、B地点にレスキュー艇の配置があった方が良かったかな!
 A〜Bの所で、浮いてられないようなイカダがあるので!

矢沢川合流地点E サブリーダー 
新井 常生(轟 珍城) 

メンバー:斎藤、堀、新井、日体大女性4名

9時前にE地点に到着して担当範囲を巡回。左岸側が全体的にザラ瀬になっていること
を除くと、谷沢川合流地点下流以外は問題が少ないという印象。(ここには大きな隠
れ岩あり)
9時過ぎからレース開始(10時)まで時間があったので、日体大の学生はハイビックスとシットオンの試乗会。さすがに若くて運動神経の良い学生さんで、全員初めてにも拘らずしばらくするとスイスイと漕いでいたのが印象的。
(但し、最後にチンをしてくれて、私の朝食のサンドウィッチが水浸しになるオマケがありました!)

レース開始後はイカダを水深のある部分に行かせるため、10〜20m間隔で川の中に立ち、コースの誘導を実施。また、図では谷沢川合流地点とゴルフ場の渡しが近くなっているものの、実際には100mくらいあって、難所の部分を誰もカバーしていないので、谷沢川合流地点下流の流れが速い部分も範囲に含めるように変更。私は流れが速い所の隠れ岩の前に立ってコース誘導をしていましたが、事前に誘導していたため、殆どのイカダは中央寄りのコースを取っており、概ね順調に通過させることが出来た。
(1艇のみ私に突っ込んでくれました!…私も含めて怪我人が出なくて良かった!)

感想としては、日体大のお陰で随分助かりました。
(個人的な感想としては、結果的に離れた場所に立っていたので、日体大の学生さんとオシャベリできなかったのが残念!)

概ね順調だったため、反省点は少ないのですが、連絡方法は再考の余地ありですね。
また、後から考えると、トロ場の人数を減らして難所の部分に多く配置した方が良かった気がします。

また、同じ箇所に消防庁のボートが配置されていたため、消防庁の人とも話をしましたが、突然船とともに配置させられたため、詳しい状況を知らないとのことでした。
この部分はRSの問題ではないのですが、消防との連携も考えた方が良いかも知れませ
ん。尚、消防の人からは、船の備品であるロープ付き浮き輪を貸してもらい、難所に配置しましたが、これは良かったと思います。