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2003年多摩川・リバーシップの会9月例会資料
「安心して遊べる多摩川」を!署名のお願い説明書

「安心して遊べる多摩川」を!
署名をお願いします!

平成9年の河川法改正以来、市民の声を取り入れた川づくりを目指して、流域の危険物除去や水遊び・舟の上げ下ろしができる河岸の整備が、河川を管理する国土交通省により進められてきました。

行政の努力と周辺住民の声に押されて、日本の一部の川では「安心して遊べる安全な水辺」を楽しむことが出来るようになりましたが、私たちにとって一番身近な多摩川の環境整備は、必ずしも満足できるほど進んでいないのが実情です。

多摩川・リバーシップの会では、この理由の一つは多摩川流域に暮らす市民ひとりひとりの声が直接行政に届いていないためと考えており、多摩川を管理している国土交通省河川事務所に、多摩川の環境整備をお願いする署名活動を行っています。
是非、ご協力をお願いいたします。
多摩川・リバーシップの会とは…
『今日も遊ぶぞ!』を合言葉に、川遊び・舟遊びをしている市民団体です。水辺で開催されるイベントのサポート、カヌーや川の安全教室開催なども行っています。
詳しくはホームページをご覧下さい!

ホームページ http://b-flag.com/river-ship/
メールアドレス river-ship@b-flag.com
事務局電話 03−34312−2023

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2003年 この署名運動に至った経緯  

7月例会
7月例会で、長野会長から、「多摩川をボート遊びができる川にして下さい」と言う主旨で京浜河川事務所 海野修司所長への署名運動に関する話が出る。 2003年7月例会議事録
調布フェスタ、児童館イベント会場で、署名活動実施
8月例会 「会の名前・活動実績を使ってのあらたな意見書・提言書送付・提出、
働きかけについては、必ず例会で会員に説明、相談し、承認を得てから行う事。」
を決定
次回例会を待てない議題であったため、幹事の承認を得て、当日の配布を行うこととする。
アド多摩当日配布用「署名運動の主旨説明書」と「署名用紙」の編集に入る。山田会員からご意見、又新井会員に多大な協力を頂いた。
8月27日 事務局から幹事へ署名活動への是非と説明文の確認依頼
8月29日 事務局から各幹事へ署名承認可否報告
本日までに、無記名による回答4通(同意と見なす)。
反対表明、1通。
また、文章による承認を、下記2通頂いております。
無回答をどのように解釈するか、迷うところですが、

幹事問合せ先 計11件
承認回答   計6通
否認貝阿藤  計1通
(合計回答数 7通)
で、過半数を超えましたので、これをもって、
この署名運動に伴う、運動説明書と、署名用紙の配布を、
来る8月31日開催予定の「アドベンチャーin多摩川」で行う事にさせて頂きます。
8月31日 アド多摩会場で署名用紙を青少年委員会に配布を委託
9月29日 世田谷区教育委員会より、署名80名分を送付さる
幹事から寄せられた意見

配布に反対
自然環境を保護し、かつヒトの生活に優しく有益な川とするための環境整備は極めて
大切であり、それが国土交通省の河川環境整備の主目的であると考えます。川底のご
みの撤去は別として、「安全な川遊びのための環境整備」は、この目的に必ずしも合
致しないと思います。たとえば艇庫建設そしてそれに付随して土手からそこまでの道
路作成、船を上げ下ろしするためのスロープの造成は、自然を破壊するものです。中
州は鳥たちにとって大切な生活の場です。至る所で川遊びが行われ、大勢の人たちが
あちこちの中州に集まるようになることは、避けねばなりません。
だからといって、川遊びに全面的に反対するのではありません。ルールを定め、良識
に従い、節度ある楽しみをするべきです。具体的には川遊び(いろいろな遊びがあり
ますが)して良い水域をさだめ、その水域に適した遊びの環境を整えていくことで、
自然との妥協を図っていくべきであると考えます。
したがって、署名運動の趣旨は原文のような漠然としたものではなく、どの水域でど
のような設備を作り、どのような遊びをおこない、それによってどのような効果を期
待するのか、具体的にすべきであると考えます。
原文のままでは、何をしてほしいのか、河川事務所も判らないと思います。
以上の理由から、趣旨説明書には賛成できません。
同じ理由で、私は署名しておりません。(森田)

■配付を承認
主旨説明書は、すっきり・はっきりでよいよい。
承認いたします。よろしくお願いします。(保坂)

■配付を承認
お手数おかけいたしました。
早速のご対応ありがとうございます。
なるほど。
こういう文章の書き方があったのですね。
相手に対する呼びかけがうまくできているように思えました。
苦心の後が伺われます。

森田さんのご意見は、たしかにごもっとも。
自然環境を壊して行うような遊び方は、厳に慎む
べきだと思います。
とはいうものの、今回の署名依頼では、「遊べる川」の内容に
ついては一切触れられていません。つまり、署名の目的は、
役所に対して何か具体的な要望を出しているのではなく、
「川の整備ということを一緒に考えていきませんか」という
メッセージと捉えた方がいいと思うのです。
「遊べる川」とはどのようなものか、具体策を決めるのは
その後ということになるのではないでしょうか。
そうした意味であれば、今回の署名集めについて承認
したいと考えます。(山田)
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