0907 多摩川 「大人と子どもの川の安全・カヌー教室」無念の中止報告

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NPO法人多摩川エコミュージアム/世田谷アドベンチャークラブ(SAC)/
多摩川・リバーシップの会の共同共催で、
2002年9月7日に実施予定だった、
「大人と子どもの川の安全・カヌー教室」(旧名:多摩川親子カヌー教室)

KKイワタニリゾートのご好意により、
E-BOAT(オーストリア、グラブナー社製)を
提供して頂くこともでき、多摩川初の、左右両岸のトランスポート、
いや、人力フェリーも実現するはずでした・・・
★配布されたイベントのチラシはこちらです。
当日までの参加申込者70名余、ボランティアスタッフ約30名、
計100名を越える一大イベントということで、リーダーはじめスタッフは、
前日の大雨の中で準備を整え、会場に泊り込んで備えました。

が、明けて7日、水量・天候共に実施可能の範囲ではありましたが、
討議の結果、早朝に中止を決定。皆さんにその旨連絡致しました。

事前の準備に、快くご協力下さったみなさま、そして、
開催を信じ待機していた私たちを激励しようと、
中止通達後にもかかわらず、会場に駆けつけてくれたみなさま、
この場を借りて、改めて、心からお礼申し上げます。

参加を楽しみにしてくださっていた、みなさ〜ん。
必ず次回こそは、ご一緒に
川面で存分にあそびましょう!


イベント・リーダーからのご挨拶


「雨降って心固まる」

        世田谷アドベンチャークラブ(SAC)会長  川本 茂

9月7日、カヌー教室は総員100人と言う数まで大きくなりましたが、
関係者や参加者の期待もむなしく中止となってしまいました。
てるてる坊主を作ってお祈りまでしてくれた子供たちには、
本当に無念でなりません。

中止にもかかわらず 来てくれた親子もあり、
その気持ちを考えると胸が熱くなるものが込み上げてきて
「ご免ね。又やるからね」と言わざるおえませんでした。

この次はもっと用意をしっかりして、
これでもかと言うような1日にしてあげたいものです。
そしてこれから何回も行われることを考えると
今回の参加者には、早く連絡してあげたいです。

次の為の準備は、もうスタートです。
この悲しみをステップにして今回足りなかった物や事、
手配など反省すべき点は、あったと自分では考えていますが、
次回ではそれらを解決して望みたいと思います。

スタッフの方々には、お忙しい中、
中止にもかかわらず現場まで来てくださり
その話しも出来本当にありがとうごさいました。

又新しい仲間も出来ました。
1日河原でのんびりと過ごすことが出来、次ぎへの展開が楽しみです。

堀さんには今回3団体のコミュ二ケートを取って頂き
影になり、日向になりと本当にご苦労されたことと思います。
お疲れ様でした。
この無念を晴らすべく、又参加者のあの笑顔のために、頑張りましょう。



「皆さんご支援ありがとうございました」

       多摩川・リバーシップの会  プロジェクト・リーダー 堀 展史

前夜行スタッフへの激励のため、朝から現場に駆けつけてくれた方々、
天気や河川情報に耳を傾け心配し、情報提供を頂いた皆様、
ありがとうございました。

前夜からの雨で「川の安全教室」は、当日、現地スタッフと
各団体の関係者の協議で中止しました。(07:00)

中止決定の後08:00に国交省の堰事務所から中止勧告がだされましたが、
予想済みのことでした。

その後、集まったスタッフで(許可エリアの上流100M地点で)
個人の資格で、カヌーとカレーライスを楽しみました。
風もなく楽しい「カヌー日和」に尽きる一日でした。

    *      *      *

結果論ですが、「中止勧告」下の漕艇安全性を検証するべく、
許可地域の範囲外で(許可エリアの上流100M地点)、
個人としてカヌーに乗ってみました。

川の管理施設「堰」の前(上流)での教室開催は、
管理者の立場を思えば神経質にならざるを得ない不適切な場所と感じました。
実際、会場の下流は瀞場である事が望ましいと、改めて思いました。

    *      *      *

今回は中止になりましたが多くのことを学ぶことができました。
支援の輪も広がり、色々なノウハウも増えました。
まさに開催スタッフには「川の学校」となりました。

機会を改めて関係者の皆様に報告をいたしたいと思います。
ご支援の皆様、参加予定の皆様、ありがとうございました。
基本的には延期としますので、改めて開催日をお知らせいたします。

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